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【ベロニカは死ぬことにした】狂気の名作!地球の裏側にこんな作家がいるなんて・・・

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今回紹介するのはブラジルの小説家 パウロ・コエーリョ の『 ベロニカは死ぬことにした 』です。 これは正確には買ったものではなくて借りたものなのですが、あまりに衝撃的だったので記事にします。 主人公のベロニカは自殺を試みるのですが失敗し、目覚めたときには精神病院に収監されていて・・・ というお話です。 狂った人 たちが沢山登場するのですが、そもそも狂っているとはどういうことでしょうか? きっと答えの出ない問題だと思いますが、この本はそれを考えるきっかけを与えてくれます。 物語の中で狂った王国の話が出てきます。 悪だくみをした魔術師が国民の飲み水を支える井戸に狂い薬を入れた。 国民は皆狂い始めた。 王室で使う水は別の井戸から取っていたので王様は狂わなかった。 王様は事態を鎮静化しようとした。 しかし、狂った国民たちは「王様は狂っている」と反乱を起こした。 そこで王女が提案する。「王様、私たちも皆と同じ水を飲みましょう」 王様も狂い始めた。 すると国民の反乱は終わった。 「俺たちの王様は素晴らしい政治をする」と。 王国は平和を取り戻した。 示唆に富んだ寓話だと思います。 こんな国は世界中にあります。 もちろん僕が住むこの国も、そうかもしれませんね。 ”狂っている”とは? ”正常”とは? 深い洞察を与えてくれる一冊です。 他にも見どころが沢山あるので是非ご一読ください! ベロニカは死ぬことにした (角川文庫) [ パウロ・コエーリョ ] 価格: 604円 (2018/1/15 18:01時点) 感想(12件) 日本で映画化もされています。 ベロニカは死ぬことにした [ 真木よう子 ] 価格: 4,568円 (2018/1/15 18:01時点) 感想(6件) こちらもどうぞ↓ 【オーディンスフィア】2DアクションRPGの最高傑作。神話の世界に身を委ねる  【クロノクロス】ゲーム音楽の可能性を感じさせる一作  【教科書】生徒に聞かせたいザ・マスミサイルの名曲。こういう音楽が受け入れ...

【クロノトリガー】90年代の名作。20年経っても色褪せない魅力

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こんにちは、こんばんは。 思春期おじさんです。 今回は僕が”買ってよかった”と思えるゲームの紹介をしていきます。 それがこちら! クロノトリガー!!! ゲーム好きの間では1995年の発売以来 名作RPG として語り尽くされていますが、一般的な知名度はドラゴンクエストやファイナルファンタジー等には及びません。 ただ僕個人としては とても心に残る作品 なので今更ですがクロノトリガーをピックアップしていこうと思います。 《どんなストーリー?》 物語としては、偶然の事故によって時間を行き来する方法を発見した主人公クロノが、時を超えて様々な時代を冒険する中で世界の危機を知り勇敢に戦うというものです。 過去、現在、未来で巡り合う人々と助け合う中で仲間として強く結びついていき、共に世界の危機に立ち向かいます。 王道的なストーリーで面白いとも言えますし、ありきたりで陳腐とも言えるものですね笑 僕は素直に楽しめました。 (当時はタイムトラベルものが少なかったというのもあったのかな?) 《BGMが良い!》 このゲームで特に気に入っているポイントは BGM の良さです。 無意味に何度もオープニングを見たりしてしまう 程です笑 BGMに関してはゲーム業界以外からも高い評価を得ていて、オーケストラアレンジなんかもされています。 1995年のゲームででここまでできるとは・・・ BGMを聞きたくてやっていたとも言えるゲームです笑 《仲間の個性が強い!》 RPGをやっていると終盤戦闘に参加するスタメンが固定されてしまうことってよくありますよね? クロノトリガーは最後まで悩みます笑 最終的には7人のメンバーから戦闘に参加する3人を選ぶのですが、6回クリアした僕でも未だにベストメンバーがわかりません。 物理攻撃で押し切るか、魔法で攻めるか、回復担当を入れて慎重に戦うか、という事だけでなく、特定のメンバーの組み合わせで使える二人技・三人技もあるので、考慮すべき点が沢山あって悩ましいです。 いわゆる”ベンチウォーマー”がいないとこ...